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米NY市職員 未接種9千人「休暇扱い」に

2021年11月2日 15:32

アメリカ・ニューヨーク市で、市の全職員に新型コロナウイルスワクチンの接種義務が課されたことに従わないおよそ9000人が休暇扱いとなり、市民生活にも影響が出始めています。

ニューヨーク市は1日から、市の全職員に新型ウイルスワクチンの接種義務が課されましたが、従わなかった警察官や消防士を含む市の職員およそ9000人が、無給の休暇扱いとなりました。

デブラシオ市長は「行政サービスに支障はない」と強調しましたが、すでにゴミの収集業務に遅れが生じています。ある歩道にはゴミが高く積み上げられていて、周辺はマスクをしていてもわかるくらい異臭が漂っています。

近隣住民「においが気になるし、ネズミや虫などがたくさん出てきたり、人がつまずいて転んだりする危険性もある」

また、消防士も不足しているということで、火災や救急搬送への対応に遅れが生じるなどの市民生活への影響が懸念されています。