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眞子さん結婚“異例”会見…文書の中身は

2021年10月26日 19:34
眞子さん結婚“異例”会見…文書の中身は

26日午後2時から行われた会見も異例のものとなりました。会見には、2人とも左手の薬指に指輪をつけて臨みました。

小室眞子さん
「私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に感謝しております」

小室圭さん
「私は、眞子さんを愛しております」

10分間ほどの会見でしたが、2人とも支えてくれた人への感謝の気持ちを何度も口にしました。

■会見で2人が語ったことは…“異例の変更”なぜ

会見で眞子さんは、一連の経緯について「小室圭さんが独断で動いたことはない。自分がお願いした方向で動いていった」と初めて明らかにされました。

また、金銭トラブルの対応や、海外留学で拠点を作ってほしいと自分がお願いしたとも述べました。

一方、小室圭さんは、金銭トラブルについて「今後もできる限り対応したい。解決金を受け取っていただきたい気持ちは変わらない」と述べました。

このように交互に気持ちを述べた後、質疑応答はなく、2人は退出しました。

もともとは、事前に報道陣から質問を聞いておいて、それに関連する質問も含めて、小室さんと眞子さんが会見の場で答える予定でした。しかし、急きょ、25日、質問には文書で回答すると、異例の変更がありました。

なぜでしょうか。

宮内庁によりますと、事前の質問を見た眞子さんが、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問があることに衝撃を受けて、答えることは「強い恐怖心」がよみがえる不安が払拭できず、不可能と判断されたということです。

眞子さんは、一時期、会見そのものを取りやめることも考えたということですが、「直接話したい」という2人の強い気持ちから、こうした形をとることを、医師とも相談した上で決めたということです。

■会見後に“文書”公開…今の心境・眞子さんの体調は?

そして、会見後に2人の文書が公開されました。A4で7ページあり、「ご質問へのお答え」と書いてあります。

まずは、婚約内定会見から4年余りを経て、一連の結婚の儀式は行わず、一時金も受け取らない異例の形で迎えた26日の結婚ですが、2人は今、どのような心境なのでしょうか。

──2人の今の心境について

眞子さん
「今の心境としては、結婚できたことに安堵しております。これまで心の支えとしてきたのは、お互いの存在と、私たちを変わらずに励まし、応援してきてくださった方々の存在です」

小室さん
「帰国して眞子さんに会えた時、とてもうれしかったです。そして、本日結婚できたことを幸せに思っています。長い間、離れて過ごしてきましたが、眞子さんが同じ気持ちを持ち続けてくださったことに感謝しています」

他にも、次のような質問がありました。

──秋篠宮ご夫妻、天皇皇后両陛下、上皇ご夫妻からのお言葉は

眞子さん
「結婚にあたっていただいたお言葉と、私がお言葉をどのように受け止めているのかということについては、私の心の中に大事に留めておきたいと思います」

──どのような家庭を築きたいか

眞子さん
「心穏やかに過ごすことのできる環境で、あたたかい家庭を築いていくことができればと思います」

小室さん
「これから眞子さんと一緒に暮らしていく中で、その日その日を大切にして、あたたかい家庭を作りたいと思います。そして、眞子さんが居心地が良いと思えるような環境を作るよう、引き続き精進したいと思います」

──眞子さんは複雑性PTSDを公表したが、体調は

眞子さん
「結婚との関係で公表することを決めました。現在の体調は決してよくありませんが、周りの方々の助けにより、何とか今日まで過ごしてこられました。圭さんも、私の体調を心配し、支えてくれています」

小室さん
「眞子さんの体調が早く良くなるよう、自分ができる限りのことをして、支えていきたいと思います」

日本雑誌協会からは、以下2つの質問が出ました。

──金銭トラブル、また、すでに刑事告発されている小室さんの母親による遺族年金の不正受給疑惑について

眞子さん
「この質問は、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問であると思います。このような質問に会場で、口頭でお答えすることを想像すると、恐怖心が再燃し心の傷がさらに広がりそうで、口頭で質問にお答えすることは不可能であると思いました」

今回、文書での回答になった理由について答えた形となりました。その上で“遺族年金の不正受給疑惑”については─。

眞子さん
「圭さんのお母さまの元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めてもらいました。根拠のない多くの厳しい批判にさらされてきた圭さんが、私と結婚するという意思を持ち続けてくれたことに感謝しています」

同じ質問に小室さんは─。

小室さん
「遺族年金の不正受給については、そのような事実はありません」

そして、二つ目の質問です。

──小室さんが留学先の大学で『プリンセス・マコのフィアンセ』として入学し、特別な待遇を受けたのではないか

眞子さん
「圭さんが『フィアンセ』としてフォーダム大学に入学しようとしたという事実はありません」

小室さん
「入学選考において、私が『プリンセス・マコのフィアンセ』であるとお伝えしたことはありません」

一方、圭さんの母親、佳代さんの元婚約者は特にコメントしていませんが、代理人は「今日までに金銭問題を解決したいとして、佳代さんと圭さんからの説明を求めてきたが、返事はない」と話しています。

■今後2人はどう過ごす? 秋篠宮ご夫妻も文書で感想を…

会見後、2人は渋谷区のマンションへ向かいました。眞子さんの実家、赤坂御用地からは車で10分以内の場所です。眞子さんはしばらくこちらで生活し、渡航手続きなどを終えてから、小室さんとの生活拠点となるアメリカに向かうということです。

2人の結婚に際し、秋篠宮ご夫妻も感想を文書で出されました。

「最初に結婚をすることについて公表して以降、私たちにとって予期していなかった出来事が起こりました。このことについて、私たちの周りからも種々の示唆をいただくとともに、心配する声や反対する声が寄せられました。また、皇室への影響も少なからずありました。ご迷惑をおかけした方々に誠に申し訳ない気持ちでおります」

「さまざまな困難なことがあったにもかかわらず、2人の考えが揺らぐことは一度もありませんでした。今までの気持を大切にして、2人で自分たちなりの形で、幸せな家庭を築いていってくれることを願っております」

  ◇

26日、2人が初めて心境を語り、そこからは結婚への強い決意を感じました。眞子さんは、今後は自分が選んだ道といえど、環境が変わって大変さもあるでしょうから、まずはお体を大事にしてほしいです。そして、1人の女性として、自由に生きて、どうかお幸せになっていただきたいです。

(2021年10月26日午後4時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)