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高梨沙羅が逆転Vで二冠&初代女王

2021年10月24日 17:29
高梨沙羅が逆転Vで二冠&初代女王

◆ノルディックスキー・ジャンプ全日本スキー選手権ラージヒル(24日 札幌・大倉山ジャンプ競技場:ヒルサイズ137m K点123m)

スキージャンプの全日本選手権ラージヒルが24日に行われ、高梨沙羅選手が合計235.5点で優勝を果たし、初代女王に輝きました。

女子のラージヒルは今年から開催され、高梨選手は1回目で115mのジャンプで全体2位につけ、トップの伊藤有希選手とは14.5点差に。

2回目は不利な追い風となりながらも、K点を越える129.5mをマークし、合計235.5点。逆転で優勝をつかみ取りました。

22日に行われた全日本選手権ノーマルヒルに続き、ラージヒルでも優勝を飾り二冠達成。そして全日本選手権ラージヒルの初代女王に輝きました。

北京五輪シーズン開幕となった国内2連戦を優勝で飾り、好スタートを切った高梨選手は「全日本選手権は大きな試合なので、成績を残すことで応援してくれる人に届きやすい試合。やるべきことは変わらないけど、成績を残せたことは自信にもつながるし、いい弾みになった」と話しました。

また、男子では小林陵侑選手が296点で優勝しました。1回目にはヒルサイズの137mを越える141.5mの大ジャンプでトップに立ち、2回目でもK点越えの135m。ノーマルヒルに続き、ラージヒルでも頂点に立ち、二冠達成となりました。

注釈:高梨選手の“高”ははしごだか