松山首位守る マスターズ以来の優勝へ王手
◆米男子ゴルフ ZOZOチャンピオンシップ3日目(23日、千葉 アコーディア・ゴルフ習志野CC)
松山英樹選手(29)が、4月のマスターズ以来となる米ツアー通算7勝目に王手をかけました。
前日の冷たい雨から一転、快晴となった3日目。8アンダーで単独首位から出た松山選手は、2番でバーディーを先行させます。時折、強い風が吹く中、5番ではグリーン横の池に入れてしまい、ボギー。
それでも続くパー5の6番では、グリーン奥からの3打目が、あと少しでイーグルというアプローチとなり難なくバーディー、バウンスバックに成功します。さらに9番もバーディーを奪って、前半で2つスコアを伸ばします。
その後は着実にパーを重ね、迎えたパー3の16番でバーディー。パー5の18番では、ティーショットを林の中に打ち込み、ボギーで終えました。
この日スコアを2つ伸ばし、通算10アンダー。2位と1打差ながら単独首位につけ、日本人最多を更新する米ツアー7勝目に王手をかけました。
■ラウンド後、主な一問一答
――3日目振り返って?
いいプレーが出来たと思いますし、リードして最終日を迎えられるのは嬉しいと思っています。
――観客の大歓声の中のプレー?
自分の状態は良くないですけど、力を出し切れるというか、真っすぐ飛ばさなきゃという気持ちがすごく出ているのでその分安定しているのかなと思います。
――強い風の中アンダーパー、自身の評価は?
難しいコンディションの中、いいプレーは出来たと思います。
――あと1日?
いいプレーが出来れば勝てると思いますし、良くないプレーだったら負けると思いますし、ベストを尽くして頑張りたいと思います。
■3日目成績
1位 松山英樹 -10
2位 C・トリンゲール -9
3位T S・ムニョス -6
B・スティール -6
M・ウォリス -6
写真:日刊スポーツ/アフロ ※写真は初日