×

チリの港で燃えるタイヤ 火をつけたのは…

2021年10月22日 20:59

チリ中部の港。黒い煙が空高く上がっています。岸壁で船を衝突から守るためのタイヤが激しく燃えていました。何があったのでしょうか。

監視カメラの映像を見てみると、火をつけたのは、なんと地元の漁師。

ロイター通信によりますと、漁師たちは、8年前、港での工事を理由に、別の場所で操業することを強いられました。しかし、地元での仕事が再開できるように抗議活動を行ったのです。

今回の混乱が起きたのは、年間900万トンを超える貨物が流通する、チリ有数の港。漁師たちはタイヤに火をつけたほか、およそ50隻の船を使ってほかの船の出入りを妨害したということです。