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2分で診断「考え方」近い候補は…衆院選

2021年10月21日 9:08
2分で診断「考え方」近い候補は…衆院選

■コロナ、多様性は…11の質問

有働由美子キャスター
「衆議院選挙に立候補した人の考え方を確認できる『news zero』の候補者アンケート(協力:JX通信社)で、20日から新しい機能ができました」

「相性の良さそうな相手が見つかるマッチングアプリではありませんが、自分の考え方に近い候補者が誰なのか、2分で分かる機能です。分かりやすくて、面白いです」

小栗泉・日本テレビ解説委員
「『あなたの考え方診断』という機能です。まず年代と性別を入力し、診断を開始します。新型コロナウイルス対策や多様性に関するものなど11の質問が出るので、自分の考えに近いものを選んでください」

■「多様性」か「伝統」か…一目で

小栗委員
「回答が終わると、コロナ対策では『個人の自由』か『制限』か、また『多様性』と『伝統』どちらを重視するかなど、回答者のスタンスがマトリック上に表示されます。さらに、自分の都道府県と選挙区を選ぶと、どの候補と考え方が近いか分かります」

辻愛沙子・クリエイティブディレクター(「news zero」パートナー)
「自分が何を考えているのか分かる、『見える化』できるのがまずいいなと思いました。選挙は、自分が社会に対して普段何を考えているのか、改めて整理したり確認できるのが良いと思います。自分の選挙区の候補者とどう違うのか、どう一緒なのかもそうですし、男女や世代ごとに他の有権者の傾向が見えるのも面白いです」

■「選択的夫婦別姓」政党の傾向は

有働キャスター
「アンケートでは、候補者の政党別の傾向も分かります」

小栗
「データは順次更新されます。20日午後9時時点のデータで女性の活躍を例に見ると、『選択的夫婦別姓』に賛成と答えた人が最も多かったのは、公明(85%)、立憲(82%)、共産(100%)、国民(61%)、れいわ(92%)、社民(100%)、NHK党(62%)で、維新は48%が『やや賛成』。自民は『どちらとも言えない』が28%で最多でした」

有働
「日本記者クラブが主催した18日の党首討論でも、自民党の岸田総裁だけが賛成に手を挙げていませんでしたね」

■各党「クオータ制」へのスタンスは

小栗
「次に、選挙で政党の女性候補者の割合を一定以上にするよう法律で定める『クオータ制』について、『やや反対』が自民(34%)、『どちらとも言えない』が維新(65%)とNHK党(25%)、『やや賛成』が公明(51%)、『賛成』は共産(81%)と国民(44%)、れいわ(61%)、社民(100%)。立憲は『賛成』と『やや賛成』が同率で41%でした」


「私にとっても、選択的夫婦別姓やクオータ制は今回の選挙で重要視していることの一部ですが、それに限らず、あらゆるトピックを全て1人で理解しきるのはかなり難しいことだと思います。それぞれが自分にとって大事だと思う、特に重要視するトピックを見つけて選挙に行くのも大事だと思います」

有働
「一度試していただいて、試した上で思ったことや感じたことがあれば、『#私が選ぶ』で投稿してください。皆さんで投票に関する思いを共有したいと思います。迷っている方はぜひ参考にしてみてください」

(10月20日『news zero』より)