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北の「挑発行為は許されない」~日仏両政府

2021年10月20日 1:32

日本とフランスの両政府は19日、東京で外務・防衛局長級協議を開き、インド太平洋地域の安全保障やアフガニスタン情勢について議論したほか、北朝鮮の弾道ミサイル発射について、「挑発行為は許されない」との認識を共有しました。

フランス政務・安全保障総局長 フィリップ・エレラ氏
「日本はフランスにとって重要なパートナーであり、対面で協議できてよかった」

協議後に会見したフランス外務省のフィリップ・エレラ政務・安全保障総局長によりますと、日本とフランスの間で緊迫するアフガン情勢や、海洋進出を進める中国への対応など幅広く協議したほか、19日、弾道ミサイルを発射した北朝鮮については、「こうした挑発行為は許されない」との認識を共有したということです。

また、アメリカ、イギリス、オーストラリア、3か国の防衛協力の新たな枠組み「AUKUS」の立ち上げで、潜水艦の開発計画を破棄されたことについては「衝撃的だった」としたうえで、インド太平洋は引き続き、フランスにとって重要な地域で、日仏の緊密な連携が必要だとの認識を示しました。

日本とフランスの外務・防衛閣僚協議「2プラス2」については、年内開催に向け調整を進めているということです。