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【1か月予報】10月後半は気温激変

2021年10月15日 4:54
【1か月予報】10月後半は気温激変

10月17日頃から23日頃にかけて、ほぼ全国的に気温が平年を下回るでしょう。西日本の暑さはおさまり、北日本や東日本では急に寒くなった感じがしそうです。その後、低温傾向は解消して、25日頃からは、平年より気温の高くなる地方が多いでしょう。

       ◇◇◇

過去2週間(9月30日~10月13日)の気温は、全国的に平年より高く、西日本の広範囲で3℃以上高くなりました。九州では10月中旬になっても真夏日のところがありました。

10月17日以降は、列島に寒気が流れ込むため、西日本を中心とした高温傾向は解消して、逆に平年より気温が低くなるところが多いでしょう。西日本では急に秋が深まった感じとなり、東日本の内陸や東北では、朝は10℃以下の冷え込みのところもあるでしょう。北海道では北部を中心に平地でも雪の降るところがありそうです。

各地の低温傾向は、24日頃には解消して、25日頃からは、再び平年より高い気温となるところが多いでしょう。11月前半の気温は、平年並みか平年より高くなる見込みです。

なお、沖縄については、寒気の影響を受けず、高温傾向が続きそうです。

この先1か月の降水量については、地方による大きな違いはない見込みで、平年並みか平年より多くなる見込みです。この先1か月の日照時間については、平年並みか平年より少なくなる見込みです。

●1か月予報(10月16日~11月15日、気温の予想は、この先1か月を平均した確率予想)

《気温の予想》
北日本  :平年より高い確率 40%
東日本  :平年並みの確率  40%
西日本  :平年並みの確率  40%
沖縄・奄美:平年より高い確率 60%

《降水量の予想》
北日本  :平年より多い確率 40%
東日本  :平年より多い確率 40%
西日本  :平年より多い確率 40%
沖縄・奄美:平年より多い確率 40%

《日照時間の予想》
北日本  :平年より少ない確率 40%
東日本  :平年より少ない確率 40%
西日本  :平年より少ない確率 40%
沖縄・奄美:平年より少ない確率 40%