９日も、西日本と東海を中心に広く真夏日となって、記録的な残暑が続いています。１０日もこの暑さはおさまらず、西日本の広い範囲で３０度以上、福岡は３３度の予想です。特に日本海側で気温が上がりやすく、北陸も真夏日になるところがあるでしょう。

１０日夜から１１日にかけて、低気圧と前線が北日本を通過するため、北海道は１０日夜から雨や風が強まって、荒れ模様となりそうです。

北海道で予想される最大瞬間風速は、１０日が３０メートル、１１日が２５から３５メートルの見込みです。暗い時間に横殴りの雨となり、警戒が必要です。

また、１０日は太平洋側で雲が広がりやすく、九州南部や四国は午後に雨のところがありそうです。前線は、来週の前半に本州付近に停滞して広くぐずつきますが、その後、来週の後半にはようやく残暑が落ち着いていくでしょう。次の週末には、西日本の最高気温も２５度前後になる見込みです。

また、沖縄は１０日から台風１８号の影響を受けそうです。台風１８号は、西寄りに進んで本州付近への影響はありませんが、超大型であるため、沖縄本島地方と先島諸島は１０日の昼前から強い風が吹いて、風の強い状態は１２日にかけて長く続くでしょう。

沖縄で１０日に予想される最大瞬間風速は、２５メートルの見込みで、高波にも警戒が必要です。その後の進路等によっては、先島諸島で１２日頃に大雨のおそれもあるため、今後の情報にご注意ください。