カナダ接種義務強化へ 航空・鉄道旅客にも
カナダで新型コロナウイルスワクチンの接種義務が強化され、飛行機や列車の利用者にも接種が義務づけられることになりました。
カナダのトルドー首相は6日、国内で飛行機や列車を利用する12歳以上のすべての旅客に、今月30日以降は新型ウイルスワクチンの接種を義務づけると発表しました。また、すべての連邦政府職員は今月29日までに接種証明の提示を求められ、従わない場合は給料を支払わないとしています。
また、航空、鉄道、海運など政府が管轄する運輸部門のすべての従業員にもワクチン接種を義務づけるということです。
トルドー首相は、接種義務化などを公約に掲げ先月の総選挙に勝利していて、今回の決定について、「世界で最も厳格な渡航措置のひとつとなる」としています。