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日経平均9日ぶり反発 TOPIX9日続落

2021年10月7日 16:25
日経平均9日ぶり反発 TOPIX9日続落

10月7日の東京株式市場で、日経平均株価は9営業日ぶりに値を上げ、6日の終値に比べて149円34銭高い2万7678円21銭で取引を終えました。

平均株価が7日までの8日間で2700円以上、下げた反動や、アメリカの原油相場が下がったことを受け、午前の取引では半導体関連の銘柄を中心に買い注文がふくらみました。平均株価は、一時、上げ幅が450円を超え、節目の2万8000円を上回る場面もありました。

午後の取引になると、株価が上昇したことで利益を確定する目的の売り注文も出て、次第に上げ幅は縮小する展開となりました。

一方、東証1部の全銘柄から算出する東証株価指数(TOPIX)は、時価総額の高い金融株が値を下げたため、9日連続で値下がりとなりました。9日連続の値下がりは、2012年7月以来、およそ9年3か月ぶりです。

東証1部の売買代金は、概算で2兆9449億円。東証1部の売買高は、概算で13億3087万株。