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北海道・旭岳で初冠雪 平年より11日遅く

2021年10月6日 13:10
北海道・旭岳で初冠雪 平年より11日遅く

気象庁によると6日、北海道の大雪山系旭岳で初冠雪が観測されました。平年(9月25日)と比べて11日遅く、昨年より10日遅い初冠雪です。

6日、北海道・大雪山系旭岳の初冠雪が観測されました。平年(9月25日)より11日遅く、昨年より10日遅い初冠雪となり、1888年の観測開始以来、5番目に遅い記録です。

旭川地方気象台によると、10月5日から6日にかけて、北海道の上空1500メートル付近には10月中旬から下旬並みの寒気が流れ込み、低気圧や気圧の谷による降水が、旭岳山頂付近では雪となったということです。

旭岳の初冠雪の観測は、山頂付近に雪が積もっているのが、麓の旭川地方気象台から夏以降、初めて確認できたことをいい、山頂付近が積雪となっていても、雲に覆われていたり視程が悪いなどの理由で、旭川地方気象台から山頂や中腹の状況が確認できない場合は、初冠雪とはなりません。