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ノーベル生理学・医学賞 日本受賞ならず

2021年10月4日 21:14
ノーベル生理学・医学賞 日本受賞ならず

スウェーデンのカロリンスカ研究所は日本時間の午後6時半すぎ、今年のノーベル生理学・医学賞を発表し、アメリカの研究者2人が選ばれました。日本の受賞はなりませんでした。

受賞が決まったのは、アメリカのカリフォルニア大学サンフランシスコ校教授のデビッド・ジュリアス氏と、スクリップス研究所教授のアーデム・パタプティアン氏です。2人は、皮膚や内臓が温度や外部からの圧力を感知する受容体を発見しました。

選考にあたったカロリンスカ研究所は、ヒトの感覚と外部環境がどのように関係しているかを理解する上で、「重要な発見」だったと2人の業績を評価しています。

授賞式は、12月にスウェーデンで開かれますが、新型コロナウイルスの影響で受賞者は去年と同様、それぞれの国でメダルや賞状を受けとることになります。