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衆院選19日公示31日投開票 意向固める

2021年10月4日 13:51

自民党の岸田総裁は衆議院を14日に解散し衆議院選挙を今月19日公示、31日投開票の日程で行う意向を固めました。

岸田総裁は、衆議院選挙の日程について4日朝、決断し、与党幹部に伝えたということです。

岸田総裁は4日午後9時からの会見で衆議院選挙について言及する見通しです。岸田総裁の周辺は「補正予算と来年度予算の編成を年内にやらないといけないので早く選挙をする必要がある」と説明をしていますが、与党内には選挙を早くやった方が勝てると判断したとの見方が広がっています。

ある自民党議員は「新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているうちに選挙をやってしまいたいのだろう」。一方、立憲民主党の幹部は「人事の評判が悪いのと甘利幹事長の政治と金の問題など選挙前にぼろがでる前にやりたいだけだ」と指摘しています。

岸田総裁の周辺によりますと、衆議院選挙の投開票を31日とすることに伴い、岸田総裁は今月30日からイタリアで対面で行われるG20サミットの出席をとりやめる方針です。

首相がG20サミットを欠席するのは初めてのため、外務省はオンラインでの出席を模索しています。