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バド松友&松本ペア躍動 日本は初Vへ王手

2021年10月3日 6:33
バド松友&松本ペア躍動 日本は初Vへ王手

◆バドミントン国・地域別対抗戦スディルマンカップ(現地2日、フィンランド)準決勝 日本3-1マレーシア

2年に1回開催される男女混合の団体で争う国・地域別対抗戦、スディルマンカップ。日本が大会初制覇へ王手をかけました。

男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスの計5試合の内、先に3勝したチームが勝ち上がる決勝トーナメント。1試合目の男子ダブルスに勝利した日本は、続く女子シングルスで山口茜選手がストレート勝ちを収め、決勝進出まであと1勝とします。

しかし、第3試合の男子シングルスに登場した世界ランキング1位の桃田賢斗選手が、同8位の選手と熱戦を繰り広げるも僅差で2ゲームを落とし、ストレート負けを喫します。

そして、2勝1敗で迎えた第4試合の女子ダブルス、日本はペア結成後2度目の公式戦出場となった松友美佐紀選手と松本麻佑選手の「マツマツペア」が、世界ランキング19位のペアと対戦。

マツマツペアは第1ゲーム、17-19とリードを許すも、ラリー戦を粘り強く制すなど、4連続ポイントを奪い先取しました。続く第2ゲームも1点を争う展開が続きますが、前衛の松友選手が相手ペアの間を狙った鋭いショットでポイント。さらに後衛の松本選手がライン際へスマッシュを決めるなど終盤に突き放し、21-17でこのゲームを奪いました。

マツマツペアはゲームカウント2-0のストレート勝ちを収め、日本はマレーシアに3-1で勝利しました。

現地3日の決勝では、この大会11度の優勝を誇る中国と対戦。2019年の前回大会は決勝で中国に敗れ優勝を逃した日本、大会初制覇をかけリベンジに挑みます。

写真:アフロ
※写真左:松本麻佑選手 写真右:松友美佐紀選手