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米航空大手 接種しない約600人解雇へ

2021年10月1日 4:03

アメリカの大手航空会社ユナイテッド航空は、新型コロナウイルスワクチンの義務化に従わなかった約600人の従業員を解雇する手続きに入りました。

ユナイテッド航空は、8月にアメリカ国内の全ての従業員およそ6万7000人に対し、新型ウイルスワクチンの接種を義務づける方針を発表しました。

この決定に大部分の従業員は従いましたが、宗教や健康上の理由で免除を求めたケースを除き、593人が期限までに接種証明を提出しなかったということです。

ユナイテッド航空は、この593人を解雇する手続きを開始し、従業員に宛てた書簡で「非常に難しい決断だったが、チームの安全を守ることは常に最優先事項だ」と理解を求めました。

スコット・カービーCEOは、「ワクチンを接種していない従業員はごくわずかで、業務に影響を及ぼすことはない」としています。