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サンマ水揚げ量増加もウニが大量死 北海道

2021年9月27日 23:07
サンマ水揚げ量増加もウニが大量死 北海道

北海道の一部の地域でサンマの水揚げ量が増えている一方、別の地域ではウニの大量死が見つかりました。

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27日朝、北海道根室市の漁港で水揚げされていたのは大量のサンマです。近年、不漁が続くサンマ漁ですが、根室では「復活の兆し」が見えてきたといいます。

漁師
「なんぼか(兆しが)見えてきた」

漁協関係者
「期待したいです。このままとれてほしいです」

25日には今シーズン最多となる、およそ730トンの水揚げを記録したということです。

その一方で…

えりも漁協
「今回は過去にないくらいの数が死んでいるようだ」

海岸にちらばるのはウニの死骸。9月21日から24日にかけ、えりも町の海岸では、大量の死んだエゾバフンウニが打ち上げられているのが見つかりました。

えりも町のウニ漁は毎年3月から5月ごろに最盛期を迎えますが、今後の影響について…

漁師
「(ウニが)来年操業できるくらいのものが残っているかどうかを調査しなかったら、それからでないと何とも言えない」

原因はまだ分かっていないということです。