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国内2つめの軽症者向け治療薬を了承

2021年9月27日 19:55

新型コロナウイルスの新たな治療薬として「グラクソ・スミスクライン(GSK)」の「ソトロビマブ」の国内での製造販売について厚生労働省の専門家部会が了承しました。国内では2つめの軽症者向けの治療薬となります。

GSKなどが開発した新型コロナウイルスに対する治療薬「ソトロビマブ」について厚生労働省の部会は、安全性や有効性を審議し、先ほど、国内での製造販売を了承しました。

「ソトロビマブ」はウイルスの働きを抑える中和抗体を点滴で投与します。対象は、酸素投与が必要ない軽症や中等症で、肥満や糖尿病など重症化リスクの高い患者です。

海外で行った臨床試験では、入院や死亡のリスクを、79パーセント減らす効果が確認されたということです。

このあと、厚生労働大臣が、正式に承認し、国内での使用が始まります。軽症者向けの治療薬は、中外製薬の「抗体カクテル療法」に続いて2つめとなります。