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米大統領、高齢者らへの追加接種開始を表明

2021年9月25日 4:30

アメリカのバイデン大統領は24日、新型コロナウイルスのワクチンの追加接種、いわゆる「ブースター接種」を、高齢者や感染リスクの高い医療従事者、教師などを対象に始めると表明しました。

バイデン大統領「1回目、2回目と同様に、追加接種は無料で、全米8万か所で簡単に受けられる。追加接種を受けてほしい」

バイデン大統領は、ワクチンの追加接種、いわゆる「ブースター接種」の開始を表明し、65歳以上の高齢者や18歳以上の基礎疾患を持つ人に加え、医療従事者や教師など、感染リスクの高い場所で働く人も対象にすると述べました。

対象者は、アメリカの全人口のおよそ2割にあたる6000万人になるということで、2回目の接種が完了してから6か月が経過すれば追加接種を受けられます。

バイデン政権は当初、2回目の接種から8か月が経過した18歳以上の成人を対象にするとしていましたが、CDC(=疾病対策センター)などが対象を絞るよう勧告したため、規模を縮小しました。