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自民党総裁選 4候補が観光振興策など議論

2021年9月25日 21:42
自民党総裁選 4候補が観光振興策など議論

自民党の総裁選挙でオンラインでの討論会が行われ、4人の候補者が観光振興策などについて意見を交わしました。

岸田前政調会長「従来GoToキャンペーン、GoToトラベルをはじめとする取り組みがありました。これをぜひバージョンアップしたい。ワクチンパスポートあるいは陰性証明、こういったものを持っている方にはプレミアム率を上げる」

高市前総務相「一つずつの単価が高い、それから看板になる商品がある、こういう観光地が選ばれていくんだろうと思っております。こういったところにもしっかりとお金を支援していきたい」

野田幹事長代行「行動制限を解除して、GoToトラベルを利用して、多くの方たちが、要はリベンジ消費っていうんですか、旅行に行こうと思って行けなかった分を使ってもらえるようなことで、新たな経済を進めていきたい」

河野ワクチン担当相「キーワードは『今だけここだけあなただけ』。非日常体験できるようなものということになってくる。ワーケーションのような働き方、あるいは観光の楽しみというのも出てくると思います」

また、100年先の日本のために必要なことを問われ、河野氏は「少子化対策や子育て支援を行い、人口を維持する。そして地球環境を持続可能なものにしていく」と述べました。

岸田氏は、「人口減少や地球温暖化など様々な課題の全体像を考えて国づくりを行うことが重要だ」と指摘しました。

また高市氏は、「自分の財産や命を守るため、防災教育や防犯教育を行い、人材力を強化する」と話しました。

野田氏は「人口減少を食い止める社会モデルをつくるとともに、安全安心の社会のため、国土強靱化を実現する」と述べました。