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男子バレー代表 中垣内祐一監督が退任へ

2021年9月20日 10:43
男子バレー代表 中垣内祐一監督が退任へ

日本バレーボール協会(JVA)は19日、男子日本代表の中垣内祐一監督が任期満了に伴い、9月末で退任することを発表しました。

2012年ロンドン、16年リオと2大会連続で五輪出場を逃していた男子日本代表。復活を託された中垣内監督は、若手選手の育成に力を入れ、東京五輪では1992年のバルセロナ大会以来29年ぶりに決勝トーナメント進出を果たし、チームを7位入賞に導きました。五輪後に行われたアジア選手権決勝(9月19日)では、イランに敗れるも準優勝でした。

協会を通じ、中垣内監督は「5年間の在任期間は、悩み、苦しみ、葛藤と戦う日々でしたが、選手たちの成長を特等席で見守れる幸せな時間でもありました。東京2020オリンピックの7位という成績は、日本男子バレー界全体で勝ち取った結果であり、才能あふれる選手と共に明るい未来が続く可能性を、私は確信しています」と、コメント。

また「辛抱強く私を信じ続けてくださった皆様に、とりわけ御礼申し上げます。おかげさまで日本男子バレーは復活の一歩を踏み出すことができました」と、感謝の思いを語りました。

JVAは後任の監督について「決まり次第お知らせいたします」としています。


写真:ロイター/アフロ