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総裁選4候補 青年局・女性局の討論会に

2021年9月20日 20:02
総裁選4候補 青年局・女性局の討論会に

自民党の総裁選挙で、候補者4人は青年局・女性局主催の討論会にのぞみ、党運営のあり方などについて議論をかわしました。

河野ワクチン担当大臣「総裁選挙、1回目の投票だけでなく決選投票にも党員の1票をしっかりとカウントできるようにしていきたい」

河野ワクチン担当大臣は、このように述べ、次の総裁選では、決選投票でも、国会議員票と党員・党友票を同数にすべきと訴えました。

また、衆議院選挙をめぐり、「比例名簿の上位に障害や難病を抱えている人を登載するべきだ」と述べ、小選挙区では立候補しにくい人を比例代表の名簿に載せるアイデアを示しました。

岸田前政調会長「党本部そして都道府県連の役員、そして選対に青年局・女性局の皆さんを加えます」

岸田前政調会長は、さらに、すでに打ち出している、党役員の任期を制限する改革案に加えて、次の総裁選ではオンライン投票を可能にすることを目指す考えを示しました。

高市前総務大臣「(国会議員の定年制は)国民政党として全世代の安心感を創出するという意味では、何歳にするかというのは慎重に考えなきゃいけない」

また、高市前総務大臣は、「自民党の強みは若い世代からシニア世代まで活躍していることだ」と述べ、年齢にこだわらず、専門性を重視した人事を行う考えを示しました。

野田幹事長代行「私はぜひ、この(推薦人)20人のハードルをできればゼロにしてほしい。難しければ10人でもいい」

野田幹事長代行は、総裁選に立候補するために必要な推薦人について、現在の20人から引き下げを目指す考えを示しました。また、衆議院選挙の比例代表の名簿に女性を多く載せたいとの考えを示しました。

一方、立憲民主党の枝野代表は、新型コロナウイルスの「第6波」に備える必要があると訴えました。

立憲民主党・枝野代表「いま感染者数は減ってるけども、政府の分科会の先生方でも、このままいくとまた秋に第6波、リバウンドして年末年始、大変なことになる(と言っている)」

また、枝野代表は、来月4日に召集される見通しの臨時国会について、新しい総理を選ぶだけの形式的なものにとどまらず、予算委員会なども開き、コロナ対策など、本格的な審議も行うよう求めました。