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自民党総裁選 4人候補が会見…争点は?

2021年9月17日 17:29
自民党総裁選 4人候補が会見…争点は?

自民党の総裁選挙が17日に告示され4人が立候補しました。共同記者会見で4人はそれぞれ今回の選挙戦の争点について語りました。

河野ワクチン担当相「今回の総裁選挙は直後に総選挙もございます。国民からの支持というのが最大の争点になるのではないかと思っております」

河野氏は、「賃上げや年金改革などで国民に生活が豊かになりつつあるということを実感してもらう。それが一番大事なことだ」と述べました。

岸田前政調会長「私は何といっても自民党の信頼回復、すなわち自民党の改革であると思っています」

岸田氏は「格差の是正を行い、成長と分配の好循環を実現する」と主張しました。

高市前総務相「災害なども含めて、今後私たちが直面するさまざまなリスクの最小化、これに対する取り組みが争点になるといいなと」

高市氏は、「日本経済を立て直し成長軌道に乗せるため『日本経済強靱化計画』を実行する」と訴えました。

野田幹事長代行「(新型コロナの)従来株でかからなかった子供たちが、かかりやすくなっている。これに対して、これまで子供に対しての取り組みはありませんでした」

野田氏は、皇位継承について「選択肢として女系天皇は含まれる」と述べました。また、森友学園をめぐる問題について「調査をする必要がある」と述べました。

立憲民主党・枝野代表「子供たちを守ることが子供たちにとっても、全体としての感染を抑え込むという観点からも大変重要である」

立憲民主党は子供への新型コロナ対策の強化へ緊急提言をまとめました。感染拡大地域の子供たちへの定期的なPCR検査の実施などが柱です。