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卓球五輪団体銀平野を表彰 チームは3連勝

2021年9月14日 22:47
卓球五輪団体銀平野を表彰 チームは3連勝

14日、卓球・ノジマTリーグが東京・大田区総合体育館で行われ、日本生命レッドエルフが木下アビエル神奈川と対戦しました。

試合前には東京オリンピック女子団体で銀メダルを獲得した日本生命・平野美宇選手がTリーグ特別表彰を受けました。

平野選手は「東京オリンピックで銀メダルを獲得することができました。日本生命の皆さんのサポートや声援があったからだと思います。ありがとうございました。日本生命レッドエルフとしてTリーグでもこれからも頑張っていこうと思いますので、ぜひご声援のほどよろしくお願いします」とコメントしました。

試合は日本生命が第1マッチのダブルスを勝利。しかし第2マッチはエース・早田ひな選手が木原美悠選手にストレートで敗れる波乱の展開となります。

第3マッチは日本生命が取り返しますが、続く第4マッチで森さくら選手が東京オリンピック日本代表・張本智和選手の妹・美和選手にTリーグ初勝利を許し、マッチカウント2対2の同点とされ延長戦のビクトリーマッチに突入します。

ビクトリーマッチは11ポイント先取の1ゲームマッチ。この大一番は、日本生命・早田ひな選手対木下・木原美悠選手の第2マッチの再戦となります。

試合は序盤、早田選手が強烈なフォアでラリーを制しポイントを重ねます。流れを変えたい木原選手ですが、早田選手の気迫あふれるプレーにミスが続き11対7で早田選手が勝利。接戦を制した日本生命が開幕戦から3連勝となりました。

ビクトリーマッチを制した早田選手は「第2マッチで木原選手とやっていて0対3で何もできずに終わってしまった試合だった。ビクトリーマッチは思い切って自分ができる技術を一つ一つ丁寧に出していこうという気持ちで冷静にやっていました。負けていても使ってくださる監督、チームの皆さんに支えてもらっているからこそここで勝って恩返しをしたい。エースとして2敗してはいけないプレッシャーがありました」と振り返りました。


写真:T.LEAGUE/アフロスポーツ