×

総裁選で石破氏は? 河野氏も野田氏も訪問

2021年9月14日 10:06
総裁選で石破氏は? 河野氏も野田氏も訪問

自民党総裁選に関し、日本テレビが党員らへ行った独自調査で、最も支持を集めたのは河野太郎ワクチン担当相で、2位は石破茂元幹事長でした。告示まで4日となった13日、石破氏のもとを河野氏と野田聖子幹事長代行が訪問。選挙戦を左右する石破氏の動向は―。

■河野氏が石破氏に「挙党態勢」要請

自民党総裁選の告示まで4日となった13日、立候補を表明した河野太郎ワクチン担当相(58)と高市早苗前総務相(60)、岸田文雄前政調会長(64)の3人が、支持拡大に奔走しました。

選挙の構図がいまだ固まらない中、注目されるのが、立候補を検討している石破茂元幹事長(64)です。13日夕方、河野氏の訪問を受け、総裁選への協力を要請されたといいます。

「河野さんの方から、仮に(河野氏が)当選したあかつきには、挙党態勢というものを作りたいんだと。そういうお話がありました」

こう明かした石破氏。返答はしなかったといいます。自身の立候補については「もうそんなに残っている時間が長くないので、さらに深く考えて結論を出したいと思っております」と述べました。


■党員らへ「独自調査」…接戦の様相

日本テレビが、自民党員や党友を対象に行った緊急電話調査では、トップが河野氏(25%)で、2位は石破氏(21%)でした。これに、岸田氏(19%)、高市氏(16%)と続き、接戦の様相になっています。

石破氏の動向は、選挙戦を大きく左右します。


■野田氏も訪問…揺れ動く石破氏

13日、河野氏に加えて、立候補に意欲を見せる野田聖子幹事長代行(61)も石破氏を訪ねました。野田氏に近い議員は、「石破氏が出なければ野田氏の推薦人になってもいいという議員がいる」と打ち明けます。

石破氏は15日の派閥会合で立場を明らかにする見通しです。「安倍・麻生路線から決別して、自民党は変わるしかない」と側近議員。安倍前首相や、麻生副総理の影響力を削ぐために河野氏の支援に回るのか、自ら立候補すべきか、揺れ動いているといいます。


■奔走…議員回り、出演、政策発表

立候補を明らかにしている3人は13日、さまざまに活動を重ねました。

「追う方が強いので頑張ります」と意気込む高市氏は、議員会館を回って支持を呼びかけました。

「手応えを感じているところです」と話す河野氏は日本テレビ「スッキリ」に出演。「(飲食店などへの)補償は、さっと、その場で払えるというぐらい、行政のデジタル化をしていくというのが大事」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う支援を、素早く行えるようにしたいと訴えました。

「私こそリーダーにふさわしいんだと、強い確信を持って」と語る岸田氏は、外交・安全保障政策を発表しました。中国を念頭に、人権問題を担当する首相補佐官の新設などを打ち出しました。地方党員とのリモート交流では、山形県の支持者から「岸田先生のためになるならなんでもやる!」と激励を受け、岸田氏は「ありがとうございます」と応じました。


■「政権交代を」…立憲が公約発表

一方、立憲民主党は、選択的夫婦別姓の早期実現など、衆院選に向けた公約を発表しました。

枝野代表
「自民党の中で時々、前向きの声が聞こえますが、政権を中枢で握ると、腰砕けになってしまう。やはり政権を代えなければ実現できない」

同性婚を可能にする法制度の実現や、難民認定制度の改善、入国管理制度の抜本的な見直しなどを訴えました。

【日本テレビ緊急電話調査】
9月11日・12日に実施
全国の有権者のうち自民党員・党友と答えた1019人が回答
調査協力:JX通信社

(9月13日『news zero』より)