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東京新規感染700人下回る 約2か月ぶり

2021年9月13日 22:16
東京新規感染700人下回る 約2か月ぶり

緊急事態宣言が延長された東京都内で、新たに611人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、およそ2か月ぶりに700人を下回りました。

都内で新たに611人の感染が確認されました。先週月曜日(6日)より357人減少し、22日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回っています。感染者が700人を下回ったのは7月12日以来およそ2か月ぶりです。

都の担当者は、「ワクチン接種が進んでいることや、人流の減少などが複合的な要因として、今の感染者数につながっている」と指摘しています。

一方、30代を含む12人の死亡が確認されました。3人は自宅療養中で、このうち、基礎疾患のない30代の女性は、軽症のため自宅で療養していましたが、症状が悪化し、自分で救急要請して病院に搬送されましたが、その日に死亡しました。ワクチンは接種していませんでした。

また、40代の男性は、勤務先の店舗で療養していた際、保健所が対応を打ち切ったことについて、先週、杉並区が遺族に謝罪した男性とみられます。

自宅療養中の死亡は先月以降39人となりました。

また、90代の女性はワクチンを2回接種していて、ワクチンを2回接種して新型コロナに感染した人の死亡は、都が把握している限りでは31人となりました。