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総裁選 立候補表明の3人自らの考え訴える

2021年9月12日 22:55
総裁選 立候補表明の3人自らの考え訴える

自民党の総裁選挙が今週17日に告示されるのを前に、立候補を表明した3人がそれぞれオンラインの会合などで自らの考えを訴えました。

河野ワクチン担当相「お父さん、お母さんが、安心して子供たちをお任せできますということができるような処遇の改善、しっかりやっていきたいと思います」

河野ワクチン担当大臣は、女性の自民党員とオンラインで意見交換し、保育士の処遇改善に取り組む考えを示しました。

岸田前政調会長「人権問題については、基本的な価値を守るということについて、特に力を入れていかなければいけないと思っています」

岸田前政調会長はインターネット番組で、「人権問題を担当する総理大臣補佐官を新設する。省庁横断的な体制を固め、国際社会に発信していく」と述べました。

一方、高市前総務大臣はテレビ番組に出演し、総理大臣になっても靖国神社への参拝を続ける考えを示しました。中国などからの反発については、「国のために命を落とした方に敬意を表し合おうと一生懸命、働きかける」と述べました。

こうした中、石破元幹事長の派閥が今週15日に会合を開くことを決めました。この場で石破氏が総裁選に立候補するかどうか態度を明らかにするとみられます。

立憲民主党・枝野代表「約9年続いたアベノミクスをどう評価するのか、功罪を検証しようと思います」

一方、立憲民主党の枝野代表は、安倍前総理大臣の経済政策アベノミクスの検証を行うため、近く、党内に検証委員会をもうける方針を示しました。