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巨人6連敗 松原弾などで追い上げも及ばす

2021年9月11日 20:15
巨人6連敗 松原弾などで追い上げも及ばす

11日、プロ野球、巨人対中日が東京ドームで開催され、引き分けを挟み5連敗で3位に転落した巨人は、新戦力のハイネマン選手を7番ライトで即スタメン起用するなど打線を組み替えて試合に臨みます。

巨人先発のメルセデス投手は初回、ランナー1・2塁のピンチを背負うと、中日・福田永将選手に2点タイムリーツーベースを打たれ初回に2失点。これで巨人は4試合連続で初回に失点を許します。続く2回にも渡辺勝選手に3ランホームランを許し、5点を追いかける展開になります。その裏、巨人は新戦力のハイネマン選手が打席に。奪三振数リーグトップの中日先発・柳投手のカットボールを右中間へはじき返し、初打席でツーベースヒットを記録します。しかし後続が倒れ得点にはつながりません。

巨人は柳投手に5回まで無得点に抑えられていましたが、反撃は6回でした。ノーアウト2塁のチャンスで松原聖弥選手が初球のカットボールを完璧に捉え、2ランホームランで3点差とします。さらに7回、中島宏之選手、松原選手の連続タイムリーでついに1点差に迫ります。1点差のまま迎えた9回、中日のマウンドには守護神のマルティネス投手。巨人は先頭の坂本勇人選手がツーベースで出塁し塁上でガッツポーズ。同点のチャンスを作ります。しかし3番亀井善行選手、4番岡本和真選手が倒れ2アウトと追い込まれます。それでも中島選手がデッドボールで1・2塁と一打サヨナラのチャンス。打席にはこの日ホームランを放っている松原選手。しかしマルティネス投手の157キロのストレートに空振り三振。追い上げをみせるも1点及ばなかった巨人は引き分けを挟み6連敗となりました。

試合後、原監督は「もう1本だったね。5点のビハインドは重かったかな。でもあきらめずに粘り強くいっているのでいいと思います。」と追い上げをみせたチームを評価し前を向きました。