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河野氏、立候補表明へ 具体的政策も言及か

2021年9月10日 12:20
河野氏、立候補表明へ 具体的政策も言及か

自民党の総裁選挙は告示まで1週間となりました。こうした中、10日午後には河野ワクチン担当相が記者会見を開き、総裁選への立候補を表明します。

河野ワクチン担当相は10日の会見で、これまでの実績や総裁選で訴える具体的な政策についてもふれるとみられます。

河野氏は会見で政策の柱をまとめたパンフレットを配ることにしていて、会見の内容についてぎりぎりまで調整を続けています。河野氏の周辺は、「外務大臣などでの実績を踏まえた上で、これから目指す社会の形を伝えるだろう」と語っています。また、河野氏は会見の前に、自らが所属する麻生派の議員を集め、立候補にあたり説明を行うことにしています。

一方、高市前総務相は10日、日本テレビの番組に出演し、目標とする政治家にイギリスのサッチャー元首相の名前をあげました。

高市前総務相「国民の皆様に不人気な政策であっても、これが国家のために絶対必要と思ったら信念を持って取り組む。その代わり、国民の皆様に一生懸命説明を続けてこられたと。そういう姿勢が大好きです」

高市氏はまた、ベビーシッターや家事支援サービスを国家資格化し、税額控除の対象にしたいと改めて強調しました。

一方、岸田前政調会長は、東京医科歯科大学の関係者とリモートで意見交換し、「誰でも必要な時に適切な医療にアクセスできる態勢をつくっていかなければいけない」と述べ、医療難民ゼロを目指す考えを示しました。

立憲民主党・枝野代表「今、政治がやらなければならないのは、総裁選よりもコロナ対策であると」

一方、立憲民主党は、この3週間で取り組むべきコロナ対策の提言をまとめました。低所得世帯などに1人10万円の給付、新たな持続化給付金の給付など追加の支援策や、「教職員へのワクチン接種の優先」や「感染拡大地域の生徒へのPCR検査の実施」などが盛り込まれています。