宮内庁長官は９日、定例の記者会見で、年内結婚が報じられた秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまについて問われましたが、「何も申し上げることはない」「まだ何も決まっていない」などと繰り返すにとどめました。

宮内庁の西村泰彦長官は９日午後、約１か月ぶりとなる定例の記者会見で、眞子さまと小室圭さんの年内結婚の方向が報じられたことについて聞かれ、「何も申し上げることはありません」と述べました。

その上で、結婚の際に支給される一時金を眞子さまが辞退する意向を持たれていることや、結婚に関する儀式が行われないことについて、長官自身の感想を問われると、「仮定のご質問には、答えを差し控えさせていただきます」と述べました。

また、「眞子さまが婚姻届を提出すれば、宮内庁として発表するのか」という質問に対しても、「まだ何も決まっておりません」と述べるにとどめました。

一方、西村長官は、東京オリンピック・パラリンピックについて、天皇陛下が滞りなく終了したことをうれしく思い、組織委員会やボランティアをはじめ関係する人たちの尽力に深く感謝し、ねぎらう気持ちを持たれていたことを明かしました。