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接種会場に若い人の姿 生徒ら対象の予約も

2021年9月7日 23:55
接種会場に若い人の姿 生徒ら対象の予約も

新型コロナウイルスのワクチン接種会場には、若い人や学生の姿が見られます。東京都葛飾区では、小学6年生から中学3年生までを対象としたワクチン接種の優先予約が開始されました。

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次々と若い人が、新型コロナウイルスのワクチン接種会場に向かっています。学生もワクチン接種会場に来ています。オンラインによる抽選の倍率が20倍を超える中、接種を受けられた人は…。

ワクチン接種1回目・猫カフェ店員(20代)「きのう初めて抽選やって1回で予約取れたので。猫カフェで働いているので(猫の)引き取り手希望の方にも会うので、そういったことで受けに来ました」

ワクチン接種1目・ゲストハウス運営(30代)「いろんな方にも感染予防、僕自身もなりますし。安心は安心ですね」

7日夜、都内の学習塾では、中学受験を目指す小学6年生が算数の授業を受けていました。

ワクチン接種について尋ねると、「受けたいけどまだ怖い。副反応とか」と不安を口にする児童もいる一方で、「コロナ予防になると考えると受けておきたい?」という質問には「はい」と返事をしていました。

葛飾区では、小学6年生から中学3年生までを対象としたワクチン接種の優先予約を7日から開始しました。7日行われた、中学2年生と3年生の予約は、定員の7割近くが埋まったということです。

小学6年生の母親「学校生活とか塾の生活とか、受験を考えると打ってほしい、できれば打ちたい。特にいま小学校、保育園ではやっていて、家庭内感染が広がっているのでありがたい」

これまでに、2回のワクチン接種を終えた人は、全体のおよそ5割になりました。

一方、厚生労働省は7日、アメリカ・ノババックス社製のワクチンについて、およそ1年間で1億5000万回分の供給を受ける契約を結んだことを発表しました。早ければ来年初めから、供給が始まる見通しです。

(9月7日放送『news zero』より)