新型コロナウイルスの影響でワインメーカーのメルシャンが一部ワインの販売を休止しました。その訳とは…

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都内にある酒店に並ぶ数々のワイン。今、このワインに“ある異変”が起きているといいます。

ワダヤ　和田兼一店長
「今こちらにあったワインが８月から入荷がないアイテムだった。代替商品に切り替えていたところです」

これまで取り扱っていたニュージーランド産のワインが入荷できず、代わりにルーマニア産のワインを販売。思うように仕入れができない状況が続いているといいます。

その背景には…

ワダヤ　和田兼一店長
「コンテナの遅れが今あるようで、なかなか日本に入ってこない状況みたいです」

実は今、感染が落ち着いた地域で物流が急増したため、ワインなどを運ぶコンテナが不足。日本への物流が停滞しているのです。

その影響は東京にあるワインメーカー、メルシャンにも及んでいます。

アメリカ産の原料と日本産の原料をブレンドして作られた「フランジア」というシリーズは、原料用のワインが輸入できなくなったため、９月から在庫がなくなり次第　販売を休止することを決めました。再開の見通しはたっていないとしています。