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感染増える中“新学期”リモート授業も…

2021年9月1日 21:40
感染増える中“新学期”リモート授業も…

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないまま、9月1日から多くの学校が2学期を迎えました。子供への感染が増える中で新学期が始まり、学校では感染拡大を防ぐための試行錯誤が続けられていました。一方、名古屋市の河村たかし市長が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

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オリンピック選手の金メダルに突然かみつき、抗議が殺到し、謝罪に追い込まれた名古屋市の河村たかし市長。市の関係者への取材で、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

河村市長は3日前、自身の特別秘書が感染したことから、濃厚接触者には該当しなかったものの、自宅待機し、リモートで公務を行っていました。

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9月1日、東京・渋谷。

記者(午前7時すぎ)
「渋谷にあるワクチン接種センターには、すでに行列ができています」

受け付けの2時間前にもかかわらず、50人の行列。渋谷の若者向け接種会場です。

接種を急ぐ理由は…

大学生(21)
「保育学生なんですけど、実習が近くなっているので」

保育園の実習で、子供たちと接触するため。

16歳の高校生は…

高校2年生(16)
「新学期始まっても一定期間、オンライン授業なんですけど、いつまで続くかわからないので、早めに打てるのであれば打ちたい」

通常授業が始まった時に一抹の不安があるといいます。

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都内の多くの学校は1日から新学期で、児童らの登校が再開。

続々と入ってくる児童らは、きちんと検温や手洗いをしてから教室へ入ります。

まず、始まったのは校長室から生中継するリモート始業式。

品川区立城南小学校 宮崎朋子校長
「おはようございます」

授業も黙々と行われる中、教室後方のタブレットには、自宅からリモートで授業を受ける児童もいます。

品川区立城南小学校 宮崎朋子校長
「安心して休めることも大事なので、要望のあったご家庭には授業の様子を送っています」

夏休みはほとんど外出しなかったという子供たち。

5年生
「今までコロナで遊べなかったから、やっと遊べてうれしかった」
5年生
「不安はあるけど楽しい」

友人との再会にはしゃぐ一方で、給食の時間は、静かな教室に響くのは食器の音だけ。給食は「黙食」と決められています。

品川区立城南小学校・5年生担任 渡邉拓美先生
「コロナで大変だったというのは、どうしてもあると思う。ただ、プラス友達と過ごせて楽しかったねと振り返られる1年にしたいと思います」

下校後は、職員総出で消毒作業が行われました。

一方、大田区では8月27日、新学期を前に政府の分科会メンバーが小学校を視察。感染対策の確認や助言を行いました。

政府分科会メンバー 舘田一博教授
「給食は黙食で、みんな言うこと聞いてくれるかな」

職員
「やってます、しっかり」

政府分科会メンバー 舘田一博教授
「何のためにやるのかってことを伝えていきたい。それが大事」

体育館では…

職員
「送風機を配給していただいている」

政府分科会メンバー 舘田一博教授
「すばらしいですね」

換気を促す送風機は専門家をもうならせるアイデアでした。

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新学期の感染対策に力を入れる学校。小児科医は…

東京小児科医会理事 クリニックばんびぃに・時田章史院長
「昼ご飯も黙食をしっかりして、手洗いして、授業中もマスクをして。感染爆発的なことが学校の現場で、特に授業中に起こることは少ないと思う」

一方で、人との接触機会が増える部活動や課外活動には、今後も注意が必要だといいます。

東京小児科医会理事 クリニックばんびぃに・時田章史院長
「(感染)総数が減るにしたがって、お子さんの(感染)発生者数も減っているという印象はあります。感染対策をより厳重にしてお子さんを守る。それに尽きると思います」

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一方、東京では1日、3168人の感染を確認。1週間前よりも1000人以上減少しています。

都は、ワクチン接種を加速させるため、1日からアストラゼネカ製のワクチン接種をスタート。

接種した人
「少しでも早く1回でも打った方がいいかなと思って打ちました」

枠は1日200人ですが、向こう2週間はほぼ予約でいっぱい。都は、9月後半にさらに50人分増枠できるよう、政府に追加のワクチン供給を要請しています。