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菅首相「今は解散できる状況ではない」

2021年9月1日 9:31
菅首相「今は解散できる状況ではない」

菅首相は記者団に対し、9月中旬の衆議院解散・総選挙について、「今は解散できる状況ではない」と述べました。記者団とのやりとりは以下の通りです。

――9月中旬の衆院解散・総選挙と自民党総裁選の先送りについて。

菅首相「まず、これまでも、衆議院の解散・総選挙については、皆さんからたびたびご質問ありました。その際に、最優先は新型コロナ対策だと、こうしたこと私申し上げております。今回も全く同じであります。今のような厳しい状況では、解散ができる状況ではないと、このように考えております。また(総裁選の)日程でありますけども、そこについては党のほうで決められる、このように思います」

――今は解散しないということでいいか。

菅首相「はい、今の状況じゃ、できないということです」

――任期満了までやり続ける?

菅首相「解散については、そこは、もう今申し上げましたけども、解散をするような、今のまず新型コロナ対策最優先ですから。そういうことを考えたとき、そんな状況にはないということを、明快に申し上げております」

――任期満了までに解散の選択肢はあるのか。

菅首相「任期満了というのは、いつのことですか。(※注:自民党総裁任期と衆議院議員の任期は異なる)」

――衆議院の任期満了です。10月21日。

菅首相「そこまでですか。総裁選挙をやるわけでありますから。総裁選挙の先送りも考えてませんし、そういう中で日程というのは決まってくるだろうというふうに思います」