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都1915人“ピークアウトとは言えない”

2021年8月30日 22:45
都1915人“ピークアウトとは言えない”

新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、新たに1915人の感染が確認されました。1日の感染者が2000人を下回るのは先月26日以来です。また、12人の死亡も確認され、30代と80代の男性は、自宅療養中に亡くなりました。

東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの1915人で、先月26日以来、およそ1か月ぶりに2000人以下となりました。また、8日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回っています。

都の担当者は、「ピークアウトしたとはまだ言えない。人流も増えていて、学校も本格的に再開するため、また増加に転じる可能性がある」と指摘しています。

一方、30代から90代までの12人の死亡も確認され、このうち30代と80代の男性2人は、自宅療養中に容体が急変して死亡しました。2人ともワクチン接種歴はなく、30代の男性は持病はないものの肥満体形でした。都内の自宅療養中の死者は21人となりました。

また、80代の女性2人は、ワクチン接種を2回受けていました。都内で2回のワクチン接種をしながら死亡したのは、これで12人となりました。

重症者は9人減って287人になったほか、宿泊療養者は、最多の2166人となりました。