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宣言中の“野外フェス”で密か…酒提供も?

2021年8月30日 21:23
宣言中の“野外フェス”で密か…酒提供も?

緊急事態宣言の対象となった愛知県で29日までの2日間、野外イベントが開催され、会場が密のような状態となったそうです。大村知事は極めて遺憾と、主催者の対応を批判し、また、出演したアーティストがSNSで謝罪する事態となっています。

大声で盛り上がり、一斉に跳びはね、まさに“超”密状態。29日、愛知県常滑市で開かれた、日本最大級のヒップホップ野外フェス「NAMIMONOGATARI」。

感染対策をして参加したという人は――「がっつり触れ合ってる感じでしたね。人と人との間が数ミリあるかないかぐらいの距離。マスクの着用率は高くないように思いました」

さらに30日、会場周辺では酒の缶が散乱。アルコールの提供も行われていたとみられます。緊急事態宣言下とは思えないこの光景に知事も怒りを爆発。

愛知県・大村知事「なんじゃこりゃと、我々としても極めて遺憾だと」

県は、あらかじめ主催者に対し、感染対策のチェックリストを提出するよう義務づけていて、当初、問題はなかったということです。しかし、ふたを開けてみればこの状態。出演者からも謝罪が相次ぎました。

Zeebraさん(Twitterより)「県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした」

AK-69さん(Twitterより)「自らは出演辞退、イベントの開催中止を主催者側へ提案すべきでした」

大村知事は今後、このイベントでは県の所有する会場を貸さないとしています。