【全国の３０日（月）の天気】
帯状に連なる雲は朝鮮半島から東北地方を通過しています。日本海側は雲が広がりましたが、西日本や東日本の太平洋側は夏の高気圧に覆われ、厳しい残暑となりました。関東や東海地方を中心に４９地点で３５度以上の猛暑日になり、全国で最も気温が高くなった岐阜県の美濃では３６．８度と５日連続の猛暑日になりました。札幌でも３日連続の真夏日になっています。


■最高気温（３０日）
　美濃（岐阜）　　　３６．８度
　多治見（岐阜）　　３６．５度
　鳩山（埼玉）　　　３６．４度
　甲府（山梨）　　　３６．１度
　佐野（栃木）　　　３６．０度
　浜松市天竜（静岡）３５．９度
　京都　　　　　　　３５．８度（４日連続の猛暑日）
　名古屋　　　　　　３５．７度（３日連続の猛暑日）
　札幌　　　　　　　３０．３度（３日連続の真夏日）
　仙台　　　　　　　３１．０度（６日連続の真夏日）

【関東の３０日（月）の天気】
関東も強い日差しで、厳しい残暑が続きました。内陸部では３５度を超え、都内でも練馬や青梅で猛暑日となりました。大気の状態がやや不安定で、夕方以降、北部山沿いで局地的に雷を伴った激しい雨が降ったほか、竜巻注意情報が発表された所もあります。

■最高気温
　練馬（東京）３５．３度
　青梅（東京）３５．４度
　前橋（群馬）３５．４度
　熊谷（埼玉）３５．５度
　東京都心　　３３．８度（１３日連続の真夏日）

【全国の３１日（火）の天気】
西日本や東海は夏の高気圧に覆われて、猛烈な暑さが続くでしょう。名古屋や大阪で３５度など猛暑日になる所がありますので、熱中症に警戒が必要です。また、秋雨前線が徐々に健在化する関東や、上空に寒気が入る北日本では天気が変わりやすいでしょう。午前中は青空が広がっても、午後は竜巻などの突風や、急な激しい雷雨などに注意が必要です。

■予想最低気温（３１日）
　札幌　１９度（８月中旬、前日より２度低い）
　仙台　２１度（８月下旬、前日より１度低い）
　東京　２５度（真夏並み、前日より１度低い）
　名古屋２５度（８月中旬、前日より１度低い）
　大阪　２６度（８月中旬、前日より２度低い）
　福岡　２５度（８月下旬、前日と同じ）
　那覇　２７度（８月上旬、前日と同じ）

■予想最高気温（３１日）
　札幌　２４度（９月上旬、前日より６度低い）
　仙台　３１度（真夏並み、前日と同じ）
　東京　３０度（９月上旬、前日より４度低い）
　名古屋３５度（真夏以上、前日より１度低い）
　大阪　３５度（真夏以上、前日より１度高い）
　福岡　３３度（８月中旬、前日と同じ）
　那覇　３２度（８月上旬、前日より１度低い）

【関東の３１日（火）の天気】
関東は前線帯（弱い前線）となるため、平野部でも大気の状態が非常に不安定でしょう。日中は日差しがありますが、東京など関東南部の平地でも急な激しい雷雨となるおそれがあり、注意が必要です。最高気温は３０日（月）のような３５度以上の所はなくなり、猛烈な暑さは収まるでしょう。それでも３０度前後の予想です。

■予想最低気温（３１日）
　東京　２５度（真夏並み、前日より１度低い）
　水戸　２３度（真夏並み、前日と同じ）
　前橋　２４度（真夏並み、前日と同じ）
　熊谷　２５度（真夏並み、前日と同じ）
　千葉　２５度（真夏並み、前日より１度低い）

■予想最高気温（３１日）
　東京　３０度（９月上旬、前日より４度低い）
　水戸　２９度（８月下旬、前日より４度低い）
　前橋　３１度（８月下旬、前日より４度低い）
　熊谷　３１度（８月下旬、前日より５度低い）
　千葉　３１度（８月中旬、前日より２度低い）

【週間予報】
まもなく９月。秋雨前線が健在化し、週後半は曇りや雨が続く地域が多くなるでしょう。猛烈な暑さは終わりを告げ、秋の気配が感じられるようになりそうです。仙台や札幌など北日本で２５度を下回る所があるほか、関東や北陸でも３０度を下回り、しのぎやすくなるでしょう。