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アフガン国内に残る米国人 約1500人か

2021年8月26日 8:50
アフガン国内に残る米国人 約1500人か

アメリカのブリンケン国務長官は25日、記者会見を開き、現在、アフガニスタン国内に残るアメリカ人の数を、約1500人と見積もっていることを明らかにしました。

ブリンケン国務長官「アフガンには出国を希望するアメリカ人が6000人いたが、10日間で4500人が安全に退避した」

ブリンケン長官は、今月14日時点で国外退避を希望するアメリカ人は約6000人いて、そのうち4500人の退避が完了、残りは1500人程度と見積もっていることを明らかにしました。残る1500人のうち、500人については直接連絡がつき、国外退避の手段を伝えているとしています。

また、ブリンケン長官は、「今月31日を過ぎても領事支援を続ける」と述べ、アメリカ軍の撤退後も、出国を希望するアメリカ人やアフガン人らの退避を支援していく考えを示しました。

また、ブリンケン長官は、今月14日以降、首都・カブールからアメリカ人やアフガン人を含め、あわせて8万2300人以上が退避し、そのうち女性と子どもが約45%を占めているとも明らかにしています。