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“モデルナアーム”2回目ほとんど症状なし

2021年8月25日 22:21
“モデルナアーム”2回目ほとんど症状なし

モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンを接種後、腕が赤くなるいわゆる「モデルナアーム」について、1回目の接種後に症状が見られた人には、2回目の接種後には、ほとんど症状が見られなかったことが厚生労働省の調査でわかりました。

厚労省の研究班がモデルナ社のワクチン接種をした2298人を調べたところ、接種後、数日たってから腕が赤くなる、いわゆる「モデルナアーム」の症状が見られた人は、1回目の接種後に全体の2パーセント程度にあたる42人いたということですが、このうち、2回目接種後にも「モデルナアーム」の症状が見られた人は3人だったということです。

また、1回目に「モデルナアーム」の症状が見られなかった人には、2回目でも症状が見られなかったということです。

一方、今月21日からアストラゼネカ社のワクチンを接種した人についても、副反応の調査を開始しました。順天堂大学の3つの付属病院や、国立病院機構神戸医療センターなど全国8つの医療機関で調査の参加者を募集し、調査するということです。