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米FDA、ファイザー製ワクチンを正式承認

2021年8月24日 5:45
米FDA、ファイザー製ワクチンを正式承認

アメリカのFDA(=食品医薬品局)は23日、ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンを正式に承認したと発表しました。正式承認は初めてで、接種の義務化がさらに加速するとみられます。

FDAは23日、ファイザーなどが開発した新型ウイルスワクチンについて、16歳以上への接種を対象に、正式に承認しました。

FDAは、ファイザーを含む3種類の新型ウイルスワクチンに緊急使用許可を出し、去年12月から接種が進められていますが、正式な承認は初めてです。

バイデン大統領「今日はパンデミックに対する闘いで重要な瞬間だ。正式承認を待っていた人々は、今こそ接種をするべきだ」

正式承認を受け、国防総省は、アメリカ軍のすべての兵士にワクチン接種を義務づけると発表。また、ニューヨーク市は、来月27日までに公立学校の教師を含む教育局の職員全員に少なくとも1回の接種を義務づける方針を明らかにしました。

FDAは声明で、「人々はこのワクチンが安全性、有効性、品質について高い基準を満たしていると自信を持つことができる」としていて、正式承認により、ワクチン接種の義務化がさらに加速するとみられています。