きのう都内の人出は減少も“5割減”届かず
新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く都内の18日の人出は、多くの地点で減少しているものの、政府の分科会が提言する5割減には届いていません。
18日、全国の感染者は過去最多の2万3917人で、特に27府県で過去最多を更新するなど、全国的な感染拡大が止まりません。過去2番目の感染者数だった都内でも19日朝、通勤客からは不安の声が聞かれました。
通勤客20代
「医療現場が大変だなと思っているので、心配になりますね。自分自身がなったら」
通勤客40代
「毎日ヒヤヒヤしながら(電車で)隣でせきとかされると、大丈夫かこの人と思っちゃいますよね」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、18日午後9時台の都内の人出は、緊急事態宣言発出前の、先月7日水曜日と比べ、新宿駅周辺でマイナス23.4%、上野駅周辺でマイナス22.0%、渋谷駅周辺でマイナス19.4%など、データの公開された22地点中18地点で人出は減っているものの、政府の分科会が提言する人出の5割減には届いていません。