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NZで1人“感染経路不明”ロックダウンへ

2021年8月17日 20:22

ニュージーランド政府は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全土でロックダウンを導入すると発表しました。わずか1人の感染経路が不明な患者を受けての措置です。

地元メディアなどによりますと、最大都市オークランドで58歳の男性の感染が確認されました。渡航歴はなく、感染経路は不明で、ウイルスはデルタ株とみられています。

これを受け、ニュージーランド政府は、17日の深夜からオークランドなどで7日間、そのほかの地域で3日間のロックダウンを実施すると発表しました。

買い物や病院への通院などを除き、原則、外出が禁止されます。ニュージーランドではウイルスの感染拡大を封じ込め、今年2月以降、市中感染は確認されていませんでした。

アーダーン首相は会見で、「できるだけ早く、この状況から抜け出すために最善なのは、厳しく対応することだ」と述べ、国民に理解を求めました。