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米大統領、国防長官らとアフガン対応を協議

2021年8月16日 4:39

アフガニスタン情勢をめぐり、アメリカのバイデン大統領は15日朝、滞在先の別荘からテレビ会議形式で、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官らと対応を協議しました。

ブリンケン長官は、地元メディアに相次いで出演し、カブールにあるアメリカ大使館職員らの退避を進め、大使館機能をカブール国際空港に移したと明らかにしました。

また、ブリンケン長官は、「20年前、アフガンに出向いたのは、同時多発テロの犯人の処罰が任務だった。この任務は達成した」としたほか、「この先、5年、10年とアフガンにとどまることは国益にならない」とも述べ、今回のアメリカ軍の撤退の動きは正当だと強調しました。