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【天気】局地的に激しい雷雨も…猛暑収まる

2021年8月11日 18:50
【天気】局地的に激しい雷雨も…猛暑収まる

【全国の11日(水)の天気】
活発な前線が九州付近に停滞しているため、西日本では次第に雨の降り出した所が多く、九州では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降っている所があります。一方、関東から近畿は日中、晴れ間があり、最高気温は33度から35度と厳しい暑さが続きました。

■1時間雨量(午後5時まで)
 阿久根(鹿児島)64.0ミリ
 新上五島町有川(長崎)63.0ミリ
 出水(鹿児島)61.0ミリ
 えびの(宮崎)53.0ミリ

■24時間雨量(午後5時)
 上甑島中甑(長崎)144.5ミリ
 島原(長崎)142.0ミリ
 南阿蘇(熊本)139.5ミリ

【関東の11日(水)の天気】
関東地方は強い日差しで、朝から気温がぐんぐん上がりました。10日ほどではなかったものの、練馬(東京)や館林(群馬)で、2日連続の猛暑日となったほか、東京都心も32.5度と厳しい暑さでした。

■最高気温(11日)
 館林(群馬)35.2度(2日連続の猛暑日)
 練馬(東京)35.0度(2日連続の真夏日)
 東京都心 33.5度(前日より3度低い)

【全国の12日(木)の天気】
活発な前線が西日本から東日本に停滞するため、西日本を中心に大雨となるでしょう。12日夕方までに予想される雨量は、九州で200ミリ、近畿で150ミリなどとなっています。13日以降も東北や北陸などを含め、広範囲で大雨が続き、災害が発生する危険度がいっそう高くなりますので、厳重な警戒が必要です。

■予想雨量(12日夕方まで)
 九州200ミリ
 近畿150ミリ
 四国120ミリ

■予想雨量(12日夕方から13日夕方まで)
 九州北部200~300ミリ
 九州南部、四国、中国、近畿、東海、関東甲信 100~200ミリ
 北陸、東北100~150ミリ

■予想最低気温(12日)
 札幌 15度(9月中旬、前日より2度高い)
 仙台 20度(9月上旬、前日より2度低い)
 東京 25度(真夏並み、前日より1度低い)
 名古屋25度(真夏並み、前日より1度高い)
 大阪 24度(9月上旬、前日と同じ)
 福岡 26度(真夏並み、前日より2度高い)
 那覇 27度(真夏並み、前日と同じ)

■予想最高気温(12日)
 札幌 24度(9月上旬、前日より1度高い)
 仙台 26度(9月上旬、前日より1度高い)
 東京 31度(真夏並み、前日より2度低い)
 名古屋30度(9月中旬、前日より3度低い)
 大阪 29度(9月中旬、前日より4度低い)
 福岡 29度(9月中旬、前日より3度高い)
 那覇 32度(真夏並み、前日より1度高い)

【関東の12日(木)の天気】
関東地方にも前線の雲が広がり、昼前後から雨が降るでしょう。夜は雨脚の強まるところがありそうです。また、北部では上空の寒気の影響もあって、局地的に激しい雷雨になる所もあるでしょう。日中の気温は11日よりも低く、猛烈な暑さは収まりそうです。

■予想最低気温(12日)
 東京 25度(真夏並み、前日より1度低い)
 水戸 24度(真夏並み、前日より1度高い)
 前橋 24度(真夏並み、前日と同じ)
 熊谷 25度(真夏並み、前日と同じ)
 千葉 26度(真夏並み、前日より2度低い)

■予想最高気温(12日)
 東京 31度(真夏並み、前日より2度低い)
 水戸 31度(真夏並み、前日より2度低い)
 前橋 32度(真夏並み、前日より1度低い)
 熊谷 31度(真夏並み、前日より4度低い)
 千葉 30度(真夏並み、前日より4度低い)

【週間予報】
前線が日本列島に長期間にわたり、停滞する見込みです。梅雨末期のような気圧配置で、来週にかけて、広い範囲で大雨となるおそれがあります。2018年の西日本豪雨のように災害が発生することも考えられますので、避難場所を確認したり、避難のための荷物を準備したりするなど早めの対策を行ってください。