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秋葉局長、米長官と“台湾海峡”重要性確認

2021年8月10日 9:39

就任後初めてアメリカを訪問している秋葉国家安全保障局長は9日、ブリンケン国務長官と会談し、台湾海峡の平和と安定の重要性などを改めて確認しました。

アメリカの発表によりますと、会談で秋葉局長とブリンケン長官は、台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を改めて確認したということです。

また中国を念頭に、東シナ海の現状を変える一方的な試みや、ルールに基づく国際秩序を弱体化させる活動に反対することでも一致しました。

一方、日本側の発表によりますと、秋葉局長は会談で、急激に厳しさを増すインド太平洋地域の安全保障環境を踏まえ、日米同盟や、「自由で開かれたインド太平洋」を強化するため日米で緊密に協力していきたいと説明したということです。

秋葉局長はこの日、安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官とも会談しました。中国や南シナ海をめぐる情勢やサイバーセキュリティーなどの経済安全保障政策について意見交換を行い、日米同盟の抑止力や対処能力をさらに強化することで一致したということです。