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中国“少数民族”に標準中国語の教育を通知

2021年8月4日 14:02

中国政府は、少数民族の人々が暮らす地域の幼稚園などに対して、標準中国語を使った教育を行うよう通知を出しました。

中国では漢族以外にウイグル族やチベット族など独自の言語を持つ民族が暮らしていますが、中国教育省は2日、こうした人々が暮らす地域の幼稚園で標準中国語を使った教育を行うよう求める通知を発表しました。今年秋の新学期から実施するとしています。また、幼稚園の教師に対する中国語教育を強化する方針も示しました。

習近平指導部は、国の一体化を進めるため中国語教育を強化する方針を打ち出しており、この方針に沿ったものだとしています。

一方、モンゴル族が暮らす内モンゴル自治区では去年、小中学校の授業の一部を中国語に切り替えた際、保護者らによる抗議も起きており今回の通知に対しても反発が広がる可能性があります。