３日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、２日に比べて１３９円１９銭安い、２万７６４１円８３銭で取引を終えました。

前の日のアメリカ市場では、発表されたアメリカの経済指標が市場予想を下回ったことや、新型コロナウイルスで感染力が強いデルタ株の世界的な感染拡大への警戒などから、ダウ平均株価が値を下げました。

この流れを受けて、東京市場でも売り注文が優勢となり、平均株価の下げ幅は３００円近くまで広がる場面もありました。一方で、株価が下がると、決算発表で好業績が期待される企業の銘柄には買い注文が入り、平均株価は下げ幅を縮めました。

東証１部の売買代金は、概算で２兆１３６４億円。東証１部の売買高は、概算で９億７１８７万株。