意外な結末…金メダル2人 喜び分かち合う
1日に行われた男子走り高跳びは意外な結末に。2m37センチをともに成功させ1位で並んだ2人の選手。次の高さでバーシム選手が失敗し、迎えたタンベリ選手の最後の試技、しかし…。
この時点で2人は跳べた高さ、失敗した数ともに同じ。勝負が決まるまで1回ずつ跳躍する「ジャンプオフ」か?と思われたそのとき。
審判「ジャンプオフをしますか?」
バーシム選手「やらないといけない?」
審判「やらなくてもいいです」
審判にルールを確認すると2人そろって大喜び。実は走り高跳びでは、選手がジャンプオフをするかどうか決められるのです。
今回は2人とも「ジャンプオフをしない」ことを選んだため、なんと2人の金メダリストが誕生しました。
「金メダル1つよりすごいことは何だ?それは2つの金だ」と喜びと金メダルを2人で分かち合いました。