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愛知 6歳未満の男児が脳死 臓器提供へ

2021年8月2日 18:05

愛知県の病院に入院していた6歳未満の男の子が脳死と判定され、心臓や肺などが提供されることになりました。6歳未満の子どもからの臓器提供は、これで20例目です。

日本臓器移植ネットワークによりますと、脳死と判定されたのは、愛知県にある、あいち小児保健医療総合センターに頭蓋内疾患で入院していた6歳未満の男の子です。先月31日午後2時56分に脳死と判定されたということです。

提供されるのは、心臓、肺、肝臓、腎臓、小腸で、心臓は、大阪大学医学部附属病院で10歳未満の女の子に移植されます。

また、肺は、10歳未満の女の子、肝臓は、10歳未満の女の子、腎臓は、10歳未満の男の子、小腸は、10歳未満の女の子に提供される予定です。

脳死と判定された男の子の家族は、「最期まで病気と戦い、命を繋いでくれた最愛の我が子。親として、人として誇りに思います。短い時間しか一緒にいられなかったけど、家族と過ごした日々はかけがえのない宝物です。ありがとう」とコメントを寄せました。

6歳未満の子どもからの臓器提供は、これで20例目です。