柔道混合銀 大野「リベンジできるように」
◆東京五輪・大会9日目、7月31日、柔道混合団体、東京・日本武道館
31日、柔道混合団体の決勝で日本代表がフランス代表と対戦。1-4で敗れ、銀メダルに終わりました。階級別に6人の選手が戦う団体戦。4人の金メダリストをそろえる豪華布陣で臨んだ日本でしたが、フランスに苦しみました。
日本の0-2で迎えた3戦目、女子78キロ超級金メダルの素根輝選手が勝利するも流れを変わられませんでした。続く4戦目・5戦目で連敗し、通算1-4。6番手で待つ大野選手までバトンをつなげず、金メダル獲得はなりませんでした。
以下、試合後の選手たちのコメント。
◆新井千鶴選手
――最初の試合でした
「いい流れを作らなきゃいけなかったが、ふがいない」
◆向翔一郎選手
――どんな気持ちで試合に
「個人戦(3回戦敗退)で思うような結果が残せなかったので、団体では少しでもみんなのために戦いたかった。最終的にチームの足を引っ張ってしまって申し訳ない」
◆素根輝選手
――見事な勝利だった
「みんなで優勝を目指していたので、2位という結果で悔しい」
◆ウルフ アロン選手
――リネール選手が相手だった
「これから僕が柔道を続けていく上で破らないといけない壁。今大会でその壁を破ろうと思っていたが、僕自身の計画通りに行かずにふがいない結果に終わってしまった」
◆芳田司選手
――試合振り返って
「チームのために1点(勝利)取りたかったが、取れなかった」
◆大野将平選手
――銀メダルという結果について
「まずはオリンピック前半戦、柔道競技の応援ありがとうございました。そして、フランスチームは強かった、尊敬している。この場で自分の柔道を見せたかったという気持ちはあるが、このチームで戦えたことを誇りに思う。監督を男にすることができず残念」
――今回の日本代表、素晴らしいチームだった
「この男女混合団体で負けたこと。これはしっかりと胸に刻まないといけないと思う。キャプテンとしてチームを優勝に導くことができなかったことへの責任を感じている。3年後、日本柔道チームとしてリベンジできるように精進していきたい」
写真:ロイター/アフロ